毎日の生活に欠かせない「キッチンの消耗品」。
使用する頻度が高いだけに「毎回使ってすぐに捨てるのはもったいない」と感じることも多いですよね。
とは言え、洗って再利用することが難しいアイテムも多く、もったいないと思いつつ捨ててしまうことがほとんど。
今回は、そんな時におすすめしたい「繰り返し使えるエコなキッチングッズ」を7点ご紹介いたします!
まずはキッチンから、サスティナブルな暮らしを目指してみませんか?
100円ショップでも購入可能!「シリコンラップ」
毎日使うキッチン消耗品の代表と言っても過言ではない「ラップ」。
それほど汚れていなくても、クシャッとなってしまっては、もう捨てるしかありませんよね。
そんな時におすすめしたいアイテムが「シリコンラップ」です。
「シリコンラップ」は、何度も洗って使用することができる、サスティナブルなキッチングッズです。
丈夫で、耐熱・耐冷温度の範囲も広いので、電子レンジや冷凍庫などさまざまな場面で活用できます。
100円ショップで手軽に購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
【シリコンラップの使い方】
通常のラップと同じように使用できます。
お皿に被せて使う時はもちろんのこと、おにぎりをにぎる時にもおすすめです。
凹凸がついている商品も多いので、食品がつきにくいメリットもありますよ。
使い終わったら、他の食器と同じように食器洗い洗剤で洗ってください。耐熱温度も高いので、食洗機に入れても大丈夫。
ただし、乾燥していないと張り付きにくいので、よく乾かしてから使用しましょう。
100%生分解できるサスティナブルな食品用ラップ「蜜蝋ラップ」
▲Bee Eco Wrap の Instagram▲
「蜜蝋ラップ」も、シリコンラップと同様に「洗って繰り返し使える」ところが魅力のキッチングッズです。
コットンやリネンの生地に蜜蝋(みつろう:蜂の巣の材料)を染み込ませて作られているため、土に還る「生分解性」があり、サスティナブルなキッチングッズとして大変おすすめです。
ただし、熱に弱いため、温かい食品や電子レンジはNG。冷めたものを冷蔵庫で保存したい場合におすすめです。
用途別に、シリコンラップと併用すると便利ですね。
そして「蜜蝋ラップ」のなかでも、とくに初心者におすすめしたいのが「Bee Eco Wrap(ビーエコラップ)」です。
こちらは、オーガニックコットンの生地に蜜蝋とホホバ油、木の樹脂を独自にブレンドしたワックスを染み込ませ作られており、どんな形のものにも馴染みやすく、使用感が良いと評判です。
【蜜蝋ラップの使い方】
蜜蝋は、低い温度で固まる性質があります。使用する時は、手の温度でやわらかくし、やさしく食品や器を包んで形を整えましょう。
高い温度はNGなので、温かい食品は冷ましてから使用し、電子レンジや食洗機は使用しないよう注意してください。
日々のお手入れは水で洗い流すだけで十分ですが、汚れが酷いときはアルコールが添加されていない食器洗い洗剤でやさしく洗うことをおすすめします。
いずれも、お湯ではなく水で洗ってくださいね。
使用期間の目安は、毎日使用した場合で1〜2年。廃棄する時は、土に還すことができます。
プラスチックよりもエコ!繰り返し使える「シリコン素材のキッチンバッグ」
「シリコン素材のキッチンバッグ」は、プラスチックのキッチンバッグの代用として、いま注目を集めるエコなキッチングッズです。
ジップ部分の気密性が高い商品も多く、液体などの保管にもおすすめですよ。
とくに、プラチナシリコーンを素材に使ったキッチンバッグ「Stasher(スタッシャー)」は、砂(シリカ)と酸素のみを原料に作られており、一般的なシリコンよりも耐久性に優れ、環境負荷が少ない点がおすすめです。
デザインも可愛いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【シリコンキッチンバッグの使い方】
シリコン素材は安全性が高く、有害物質が食品に溶け出す心配がないので、長期保存したい食品の保管におすすめです。
耐熱・耐冷温度も広いので、電子レンジや食洗機、冷凍庫でも安心して使用できます。
食洗機で洗う場合は、内側が洗えるように開いて配置し、手洗いの場合は、通常の食器と同じように洗いましょう。
紙ストローよりももっとサスティナブル!何度も使える「竹ストロー」
最近よく見かけるようになった紙製のストロー。
大手カフェチェーン店でも次々導入されるなど、「脱プラ」の動きが加速していますね。
紙ストローもエコですが、環境に配慮した暮らしを目指すみなさんに、とくにおすすめしたいアイテムが「竹ストロー」です。
「竹ストロー」は洗って乾かせば何度でも使用できるので、もっとサスティナブル!
成長スピードが早い竹は、伐採による環境への悪影響も少なく、とてもエコなキッチングッズなのです。
とくに「BAMBOO STRAW(バンブーストロー)」は、インドネシア、バリ島の計画伐採区内で採れた竹のみを使用しており、環境負荷が最小限。
製造工程も全て手作りなので、現地の雇用を生み出す観点からも、大変サスティナブルなキッチングッズとしておすすめです。
【竹ストローの使い方】
「竹ストロー」は内径が大きいので、スムージーやジュースなどの繊維が多い飲み物にピッタリですよ。
使用後は水ですすぎ、よく乾燥させてください。中に繊維などが引っかかることもあるので、ブラシなどを使うこともおすすめです。
廃棄する時は、土に埋めたり、コンポストで処理したりすることも可能です。
大活躍間違いなし!昔ながらのキッチングッズ「晒し木綿」
キッチンペーパーやティッシュの使い捨てが気になるときに、ぜひおすすめしたいアイテムが、昔から親しまれてきたキッチングッズ「晒(さら)し木綿」です。
「晒し木綿」は熱に強く、通気性に優れているので、キッチンで活躍すること間違いなし!国内で製造されているものを選べば、輸送による環境負荷も最小限に抑えられますよ。
「晒し木綿」初心者には、切り離しやすいようにミシン目がついている「和晒ロール・さささ」がとくにおすすめ。
その名の通り、毎日の暮らしの中で「さささ」と使えることをコンセプトに作られた商品です。
手軽に使えることが日々の暮らしに取り入れるためのコツですよ。
【晒し木綿の使い方】
テーブルや家具を拭いたり、食器や鏡を磨くことはもちろん、吸水性が高いので、野菜の水を切ったり、絞ったりするときにも重宝します。
そのほか、蒸したり、漉したり、さまざまな場面で大活躍します。コーヒーフィルターとして活用することもおすすめですよ。
洗濯や煮沸消毒をして繰り返し使ったあとは、掃除用にしましょう。最後まで使い切ることができるので、ムダがありません。
エコバッグと一緒に持ち歩きたい!「コットン素材の食材保存袋」
レジ袋は有料化されましたが、スーパーの無料でもらえる小分けビニール袋はまだまだ大量に消費されています。
お買い物のときは、エコバッグと一緒に、コットン素材の「食品保存袋」を持参しませんか?
「mana.メッシュベジバッグ」は、オーガニックコットン100%で作られており、野菜や果物、パンや穀物類などの食材の保管に最適です。
コットン素材が食品の鮮度を維持してくれるので、そのまま冷蔵庫で保存したい時に活用するのもおすすめです。
丈夫な素材なので、洗濯機で洗うことも可能。衛生面も安心ですね。
【コットン素材の食品保存袋の使い方】
スーパーの小分けビニール袋の代わりに、お買い物の時から冷蔵庫で保管する時まで、幅広く活躍させましょう。
使用後は、洗濯機で洗濯可能です。
丈夫な素材なので、直接食品が触れる使い方をする時は、煮沸消毒もおすすめですよ。
保管するスペースもミニマルに!繰り返し使用可能なコーヒーフィルター
コーヒーを飲む時には欠かせない「コーヒーフィルター」。紙タイプのもの以外にも、ステンレス製の商品など、「使い捨てない」選択肢はいくつかあります。
しかし、紙フィルターで淹れたコーヒーが好き!という方も少なくないはず。
そんなときにおすすめしたいアイテムが、リネンやコットン素材で作られたコーヒーフィルターです。
商品によっては、紙フィルターのような風味を楽しめます。
もちろん、洗って繰り返し使用可能です。
なかでもおすすめなのが「CLOTH FILTER(クロスフィルター)」です。
こちらは、コーヒーの抽出に最適な打ち込みで織られたリネン素材を使用しているため、コーヒーの味を損なうことなく淹れられます。
リネン素材は通気性が良く乾きも早いため、衛生的にも安心。
製造に化学薬品や農薬等を使用しておらず、国内製造で輸送による環境負荷が少ない点も、サスティナブルでおすすめです。
【繰り返し使えるコーヒーフィルターの使い方】
抽出時は、一度水に濡らしてから、通常のフィルターと同じように使用できます。抽出後は、冷めてからフィルターを裏返し、コーヒー粉を落としてからよくもみ洗いします。
洗い上がったフィルターは、水気をよく取り、形を整えてから風通しの良いところでよく乾かしましょう。
油分やコーヒー粉の目詰まりが気になる場合は、中性洗剤でよくもみ洗いしたあと、煮沸してみてくださいね。
繰り返し使って、キッチンからサスティナブルな暮らしを!
いかがでしたでしょうか。今回は「繰り返し使えるエコなキッチングッズ」を7点ご紹介いたしました。
サスティナブルな暮らしは、「使い捨て」をやめることから。使い捨てのアイテムが多いキッチンこそ、見直せるポイントがたくさんありますよ。
キッチンからサスティナブルな暮らしを目指しましょう!
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